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Construction supervision report

​    ~工事監理報告~

 

工事監理とは設計図通り工事がなされているかをチェックすることです。


建物を建てる場合は、設計図を基に工事が進められます。
私どもでは、平面図や立面図はもとより、建物の仕様、仕上、詳細図、構造、設備仕様など40枚以上の図面を作図しています。

数枚の図面でも家を建てる事ができますが、思っていたことと違うなど・・・・トラブルが起きやすい状況となってしまいます。
「建築確認申請や住宅金融支援機構(フラット35など)申請等を行っているので心配ない」という事もありません。

申請に必要な図面は、その中のほんの一部です。

また工事監理の際、建築工事費用(建築本体、付帯工事費用)からは利益を得ない、工事に関し第三者の立場であるということが重要です。お客様の代理人

 

 

図面は、「お客様の希望や条件、決定事項」を表現したものです。

「図面が少ない⇒工事する人への伝達事項が少ない」という事なのです。

ただし、図面がきちんと整備されていても、図面通りに工事がなされていなければ、意味がないため、工事監理が重要となります。

 

私どもはお客様の代理人として、工事監理を行います。

工事監理状況の内容と現場状況写真を添付して、随時メールにてご報告致します。
写真と共に随時監理の御説明ができることや、休日や暗い時間にしか現場進行状況をを確認できないお客様にはたいへん喜ばれています。

ビルトインガレージのある家の工事監理報告時にメール添付した写真の一部を、工事の流れと共に説明致します。

図面だけでは伝えきれない内容や、納まりなどを的確に反映させるためには、きちんとした現場監理が必要です。

住宅は一品生産です。つまり人の手で現場において物づくりをするということ。

このような状況では間違いも無いとはいえません。

それを無くすためにも現場監理の必要性を痛感しています。

1 地盤改良工事報告

地盤調査を実施した結果によって地盤改良工事を実施する場合としない場合があります。
この時は地盤が軟弱であったため鋼管杭による杭打ち実施にて対応しました。
監理では杭の位置 本数 長さ 杭径等を確認してメール報告しています

2 基礎工事報告

基礎工事はコンクリートの強度確認はもちろんのこと、鉄筋の径、配筋ピッチ 鉄筋の継ぎ手 定着長さ かぶり厚さ等を確認して説明を加えてメール報告しています。
鉄筋の配筋不良箇所がよく発見され、修正指示がよく発生する工事項目の一つです。またコンクリート養生期間の厳守も指示確認します

3 軸組み建て方工事報告

地盤 基礎に続いて重要な木軸組の建て方状況です。
使用木材の確認を実施して報告します。

ほとんどの方は上棟時ですので私どもと一緒に現場で確認しています

4 屋根工事報告

屋根下地の構造用合板 ルーフングの重ね状況、立上り長さ等を確認報告します

5 軸組(金物)検査報告

重要な軸組の筋交いの位置 火打ち梁の位置 金物の取り付け状況 パネルの釘ピッチ、等を確認して報告します

6 透湿防水シート 防水テープ処理報告

サッシ廻りの防水テープと防水紙の状況 設備 電気等の防水紙貫通部分止水処理の確認。防水 止水部分は外壁施工前にきっちりチェック報告します

7 断熱材施工前造作状況報告

下地胴縁等の施工状況を重点的に確認

8 断熱工事施工状況報告

断熱材、気密シートが隙間なく施工されているかを注意して確認します
設備管等の貫通部分の隙間処理(発泡ウレタン)も確認して報告します。
すこしでも断熱欠損があると内部結露の原因となってしまいます。

9 内部壁、天井下地施工 キッチン据付状況報告

壁下地のPB 床材が終了し内部が形になってきてより空間が分かりやすくなってきます。
接着剤などの使用材料のシックハウス対応の確認を実施して報告します。
とても気になる内部の状況は随時メールにて御報告しています。

10 外部仕上げ施工状況報告

外部仕上げもとても色や全体のバランスが気になる部分かと思います。
随時メールにて、外部が出来上がっていく状況を御報告しています。

11 内部仕上げ工事施工状況報告

打合せにて決定した塗り壁材やビニールクロス、造り付け家具などが据えつけられ、いよいよ最終段階のご報告です
随時メールにて、内部が出来上がっていく状況を御報告しています。

以上が、工事監理の際に撮影し、メールにてお送りした報告写真の一部となります。

メール以外にも、実際に現場にて打合せ、確認等を実施致しております。

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