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kato695

寒気時期での工程管理のチェックが重要です


所長の加藤俊之介です。

久しぶりのブログです。

今年の新潟市の冬は、近年にない大雪となっています。

でも、あと約二週間で3月になります。寒気の和らぎもそこまで来ています。

もう少しです!皆で春を楽しみに待ちましょう。

ところで、建築設計事務所の所長としての最近の業務にて、大雪の中着工したばかりの建設会社から提出された月間工程表の検討、承認業務が有りました。

この大雪並びに寒気時期での工程管理では、十分気を配らなければならない事項として、外気温度並びに室内温度等に大きな影響がある左官工事、コンクリート打設工事があります。

施工前、施工後の温度状況による養生仕様や養生日数等についても、住宅支援機構建築工事標準仕様書、公共建物建築工事標準仕様書等の基準に従った工程管理になっているかをチェックしなければなりません。

例えば、

コンクリート打設後の外気温度平均が5度以上14度以内の場合は、5日間以上養生日数が必要であること。

また内部左官塗壁仕上の場合、施工時と仕上乾燥までの24時間は室温5度以上に養生実施しなければならない。

など、種々チェックの必要があります。

大雪で遅れ気味の工程の為、ややもすると建設会社の工事担当者は、遅れ気味の工程を修正するため、これらの基準を無視して短い養生日数にて施工を実施してしまう場合が多々あり、設計監理者として充分指摘指導していかなければならないので、チェック、検査等で大忙しです・・・。

ですが、建築主の安心安全の為に、労を惜しまず進めてまいりたいと思います。

(有)アーキベース一建築士事務所新潟市の不動産土地情報・建築設計事務所


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