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Third party construction supervision
~第三者監理 欠陥住宅の抑制~
一般的に時間や手間の問題などで、ハウスメーカーや工務店、建築会社等で住まいを建てる方が多いと思います。
ハウスメーカーや工務店などは設計と施工が同じ会社内にて行われています。
(設計施工のスタイルです)
設計施工の場合、設計者も工事監理者も自社の建築士が行います。従いまして、どうしても第三者のチェック機能が乏しいため(瑕疵担保保険に関係する検査機関の簡易チェックはあります)、状況によっては施主のためではなく、自社の利益を優先する場面がどうしてもあるかと思います。
そこで、私どもは、設計と施工を行う会社(工務店、建築会社、ハウスメーカー)と建て主の間に立ち、第三者の専門家として現場をチェックするお手伝いをさせて頂いております。
第三者の専門家として、建て主からの直接依頼受けるので、常に建て主の側にあり、現場チェックはもちろんですが、工事中の疑問や不安等のご相談にも対応致します。
< 設計施工(工事)と関係のない第三者の専門家が施主にかわって現場をチェック致します>
第三者監理のメリット
第三者の専門家として現場を確認させて頂くことで、知識不足の現場職人による間違いや、欠陥工事等の抑制が可能となります。
またネットなどの多くの情報に惑わされがちな建て主に対して、偏った情報に左右されない公平な意見を述べることが可能となります。
繰り返しになってしまいますが、建主は建築に関しては素人です。建築工事は、車や電化製品のようにすべて同じ機械製法の工場生産ではなく、人が行う現場での一つ一つの作業である上、価格競争が激しい現在においてまったく問題が生じないとは限りません。また建主が図面をもとに工事の進行状況、工事の内容等を適切に判断することは難しいことだと思います。従いまして、第三者の専門家のチェックを受けて頂くことがとても大切だと感じています。
私どもは、第三者の工事監理者として、4~6回に渡って現場にて工事が図面通り行われているかのチェック、完了引き渡しの立会、必要によって施工者との是正協議打合せ等を行います。
現場でのチェック項目は下記となります。
1基礎の配筋検査(1回):基礎配筋完了時
2基礎立ち上がり型枠時検査(1回):基礎のコンクリート打設前時
3軸組み完了時(1回):筋かい、接続金物、構造材施工完了時
4外壁下地検査(1回):サッシ、防水紙、バルコニー防水処理、設備貫通処理等の完了時
5断熱材施工状況の検査(1回):内部天井、壁、床の断熱材施工完了時
6完成検査立会(1回):工事完成時に施主とともに検査
計5~6回
設計施工会社に提出をお願いする図面は下記となります。
1地盤調査書
2地盤補強工事図面(該当がある場合)
3仕上げ表 仕様書、矩計図(※1)、 配置図、平面図、立面図、断面図、基礎伏図(基礎断面も含む)
4壁量計算書又は構造計算書、柱の接合金物を配置した図面
5構造図
6工程表
※1矩計図を通常書かれていない場合は不要です。
第三者監理の費用について
私どもの第三者監理の費用は30万円~50万円(延べ面積35~60坪を想定)とお考えください。
新潟市外の場合、交通費等は別途実費にてご相談させて頂きたいと思います。
完了検査のみの立会等、ご要望がありましたらお気軽にご相談下さい。
その他ご質問等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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